アルーという組織は、おでんである
皆さんも世の中へ、顧客へ、そして採用面接等で「私の会社は、例えば〇〇のような組織です」という表現をされる場面が多々あるかと思います。
皆さんは自社を紹介する際、〇〇にどのような言葉を入れますか?
本記事では、アルー株式会社代表取締役社長 落合文四郎にインタビューをする形で、当社のご紹介をしていきます。
落合文四郎
アルー株式会社 代表取締役社長
東京大学大学院理学系研究科修了。株式会社ボストンコンサルティンググループを経て、アルー株式会社を創業。「教育は選択肢を広げる」という信念のもと、STEAM教育のプロジェクトに携わるなど公教育にも活動の範囲を広げている。
アルーとは、〇〇のような組織である。〇〇に入る言葉は?
落合文四郎(以下 落合) おでんかな。
編集部 おでんですか!その心は?
落合 おでんといえば必ず入っているだろう具材の一つに、大根があるかと思います。でも、決して具材が大根だけでいいというわけではない。調理をするという視点から見たら、同じ味・固さの大根だけの具材の方が、調理しやすいかもしれない。でも、それだけでは煮込み大根の域を出ない。様々な具材があってこそ、おでんの幅も味の深みも広がり、人を魅了するものになるのだと思っています。
おでんの魅力は、この多様な具材=個性と、個性をさらに引き立たせる出汁だと思っています。多様性からの連帯という言い方もできるかもしれません。
それぞれの具材を食べてもおいしいし、それぞれの具材から出汁がじわりと染み出て、全体がおいしくなる。全体の出汁を吸って、それぞれの具材もさらにおいしくなる。そう、猛烈に味が出てくるのではなく(そのような個性があってもいいけど)、じわりとくるイメージ。
そして出汁は、継足しを基本としている。過去の積み重ねがあり、新しい具材が入ってさらにおいしくなり、出汁がアップデートされていく。
多様な個性、経験を持つ人が集まり、アルーというチームを作り、顧客に、そして社会に大きな価値を生み出していく。アルーとはそのような組織であると思うし、これからもそうしていきたいと思っています。
編集部 なるほど。過去の成功にしがみつくわけではなく、過去を活かしながら、さらに個性と経験を追加し、相乗効果を生み出し、進化する。そういった組織ですね。
編集部 落合社長はアルーというおでんの中で、どのような具材だと思いますか。
落合 具材でもあり、出汁でもあり、鍋でもある。時と場合によって、七変化します。アルーというおでんチームにとって、必要だと思う姿になります。笑
多様性という可能性
編集部 先ほど、多様性からの連帯という表現がありました。ここについて、もう少し教えていただけますか。
落合 一人ひとりの個性が自然と発揮されることの結果としての多様性と、一つのチームとしてMissionを実現しているというワンチームという矛盾が両立されている世界観です。
編集部 ありがとうございます。個性化と集合化という矛盾が両立しているイメージですね。図にしてみると、このような形でしょうか。
一つの視点、一つのスキルでは成果に限りがあります。
しかし、多様な個性や経験を持つ人が集まる組織は、新たなイノベーションのきっかけが生まれる可能性を秘めています。もちろん、働く社員それぞれの可能性も見つめています。
この組織のあり方は、我々のMissionである「夢が溢れる世界のために、人のあらゆる可能性を切り拓きます。 – all the possibilities – 」にもつながっていきますね。
皆さんの会社は、どのような組織ですか。
アルー株式会社では、新卒採用、中途採用を実施しています。
社員インタビューを掲載していますので、ぜひ採用ページもご覧ください。