alue insight | アルー株式会社

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アルー株式会社公式アカウント「alue insight」です。研究内容を中心とした情報発信の他、開発秘話、ブランド、組織など、親しみを持っていただけるようなストーリーを語っていきます。

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    アルーの研究内容や、研究内容に対する有識者との対談などを掲載しています。

  • パラドキシカル・リーダーシップ産学共同講座

    京都大学経営管理大学院とアルーの産学連携の取組みであるパラドキシカル・リーダーシップ産学共同講座に関連した内容をご紹介しています。

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    アルー株式会社のブランドやコンセプトに関する記事をまとめています。 ■社名の由来■ all the possibilities make your story unique 可能性が、あなたらしい人生の物語をつくる

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    アルー株式会社代表取締役社長 落合文四郎のnoteです。 経営、マネジメント、リーダーシップなど、人材育成に関して探究してきた内容をご紹介しています。

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この時代に求められるのは矛盾するリーダー!?世界で数々の賞を受賞した書籍『両立思考』から学ぶパラドキシカル・リーダーシップ Vol.3

昨今、変化の激しい時代の中で、企業は、短期利益と環境配慮、既存事業の深化と新規事業の探索など、一見相反するが、相互依存し、持続する要素(パラドックス)を、同時に実現することが求められることが増えています。こうした状況の中で意思決定することがリーダーの重要な役割ですが、その際に「二者択一」の思考に縛られていると短期ではうまくいっても、中長期では思わぬ悪循環に陥ることがあります。 「二者択一」から「両立」へ経営の意志決定のパラダイムシフトが求められている今、経営学における「パラド

    • 「枠を越える」リーダーを育てる新しい選択肢『産業僧対話』とは?Vol.2

      市場環境の変化が激しい時代、既存の事業や業界の常識の枠を越え、組織に変革をもたらす「枠を越える」リーダーが求められています。一方、次世代リーダーの育成を目指す多く経営陣や人事が、そのような人材を組織の内部でどのようにして育てるかという悩みを抱えているのではないでしょうか。 「枠を越える」リーダーを育成するためのキーワードは、「揺さぶり」とも言われます。「揺さぶり」によって、現状のままではいられない衝動が沸き上がれば「枠を越える」行動は起こります。しかし、いたずらに「揺さぶ

      • 「枠を越える」リーダーを育てる新しい選択肢『産業僧対話』とは?Vol.1

        市場環境の変化が激しい時代、既存の事業や業界の常識の枠を越え、組織に変革をもたらす「枠を越える」リーダーが求められています。一方、次世代リーダーの育成を目指す多く経営陣や人事が、そのような人材を組織の内部でどのようにして育てるかという悩みを抱えているのではないでしょうか。 「枠を越える」リーダーを育成するためのキーワードは、「揺さぶり」とも言われます。 「揺さぶり」によって、現状のままではいられない衝動が沸き上がれば「枠を越える」行動は起こります。しかし、いたずらに「揺さぶ

        • note公式マガジン「人事・採用 記事まとめ」に記事を掲載いただきました!

          今月、note公式マガジン「人事・採用 記事まとめ」にAlue Insightの記事を取り上げていただきました!たくさんの方に目を通していただき、うれしいです。 今回掲載いただいた記事は、こちらです。 この時代に求められるのは矛盾するリーダー⁉世界で数々の賞を受賞した書籍『両立思考』から学ぶパラドキシカル・リーダーシップ Vol.1 『両立思考』監訳を手掛けた京都大学経営管理大学院 教授の関口先生とアル―株式会社のエグゼクティブコンサルタント/京都大学経営管理大学院 客員

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        この時代に求められるのは矛盾するリーダー!?世界で数々の賞を受賞した書籍『両立思考』から学ぶパラドキシカル・リーダーシップ Vol.3

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          この時代に求められるのは矛盾するリーダー!?世界で数々の賞を受賞した書籍『両立思考』から学ぶパラドキシカル・リーダーシップ Vol.2

          昨今、変化の激しい時代の中で、企業は、短期利益と環境配慮、既存事業の深化と新規事業の探索など、一見相反するが、相互依存し、持続する要素(パラドックス)を、同時に実現することが求められることが増えています。こうした状況の中で意思決定することがリーダーの重要な役割ですが、その際に「二者択一」の思考に縛られていると短期ではうまくいっても、中長期では思わぬ悪循環に陥ることがあります。 「二者択一」から「両立」へ経営の意志決定のパラダイムシフトが求められている今、経営学における「パラド

          この時代に求められるのは矛盾するリーダー!?世界で数々の賞を受賞した書籍『両立思考』から学ぶパラドキシカル・リーダーシップ Vol.2

          この時代に求められるのは矛盾するリーダー⁉世界で数々の賞を受賞した書籍『両立思考』から学ぶパラドキシカル・リーダーシップ Vol.1

          昨今、変化の激しい時代の中で、企業は、短期利益と環境配慮、既存事業の深化と新規事業の探索など、一見相反するが、相互依存し、持続する要素(パラドックス)を、同時に実現することが求められることが増えています。こうした状況の中で意思決定することがリーダーの重要な役割ですが、その際に「二者択一」の思考に縛られていると短期ではうまくいっても、中長期では思わぬ悪循環に陥ることがあります。 「二者択一」から「両立」へ経営の意志決定のパラダイムシフトが求められている今、経営学における「パラド

          この時代に求められるのは矛盾するリーダー⁉世界で数々の賞を受賞した書籍『両立思考』から学ぶパラドキシカル・リーダーシップ Vol.1

          『両立思考』の解説全文②経営学におけるパラドックス研究のこれから

          また、本記事は後編です。前編はこちらの記事からお読みいただけます。 日本企業の課題感から見える 両立思考の意義とは 前編では、アカデミックな視点でパラドックス研究の歴史や位置づけを見てきた。  後編では実務家視点で、日本企業をとりまく課題からパラドックスを理解する必要性や両立思考の有用性について述べたい。  さて、最近、現場でよく耳にする経営の組織課題は以下のようなものである。 中長期の戦略としてESG経営やパーパス経営を掲げ、さまざまな施策に取り組んでいる。一方、現場

          『両立思考』の解説全文②経営学におけるパラドックス研究のこれから

          新刊『両立思考』の解説全文をご紹介します

          2023年11月1日にアルーが監訳に携った『両立思考 「二者択一」の思考を手放し、多様な価値を実現するパラドキシカルリーダーシップ』(JMAM)が発売されました! 『両立思考 「二者択一」の思考を手放し、多様な価値を実現するパラドキシカルリーダーシップ』は、経営思想のアカデミー賞とも呼ばれるThinkers50において、Best New Management Books for 2023にも選出された名著の日本語版です。こちらです。 この記事では、私中村が、京都大学経営管理

          新刊『両立思考』の解説全文をご紹介します

          可変なデザインモチーフ~ノンデザイナーが1年かけてCIとVIの策定にチャレンジした話③~

          2023年4月、アルー株式会社では新たに策定したCI*1(コーポレートアイデンティティ)とVI*2(ビジュアルアイデンティティ)をリリースしました。いくつかの記事に分け、この度のCI/VI策定の想いや、策定した内容をご紹介していきます。シリーズになっていますが、記事はそれぞれ、単独でお読みいただけます。 本記事にはVI、デザインに関する内容をまとめています。 デザインは、固定のものであるという印象がありませんか?今回当社が決めたデザインは、可変であるというユニークさを持って

          可変なデザインモチーフ~ノンデザイナーが1年かけてCIとVIの策定にチャレンジした話③~

          ~共冒険者モデルから考えるリーダーシップ~「AI親友論」から考える個人と組織の未来② 

          ChatGPTなど、生成系AIの急速な発達によって、AIが人間の知能を越えるシンギュラリティの到来が現実味を帯びてきました。これまで人類が体験したことのない時代を生きる上で、私たちはAIとどのように向き合っていくべきなのでしょうか? 人間とAIの共存に注目が集まる中、「AI親友論」という書籍が刊行されました。著者は、日本の哲学界をリードする京都大学文学研究科哲学専修の出口康夫教授。人間とAIを共に冒険をする対等な仲間であると考える「共冒険者」モデルを提案する出口教授に、アル

          ~共冒険者モデルから考えるリーダーシップ~「AI親友論」から考える個人と組織の未来② 

          「AI親友論」から考える個人と組織の未来 ~「わたし」から「われわれ」へのシフト~

          ChatGPTなど、生成系AIの急速な発達によって、AIが人間の知能を越えるシンギュラリティの到来が現実味を帯びてきました。これまで人類が体験したことのない時代を生きる上で、私たちはAIとどのように向き合っていくべきなのでしょうか? 人間とAIの共存に注目が集まる中、「AI親友論」という書籍が刊行されました。著者は、日本の哲学界をリードする京都大学文学研究科哲学専修の出口康夫教授。すべての主体を「わたし」ではなく「われわれ」から考えるというWEターンやSelf as Weと

          「AI親友論」から考える個人と組織の未来 ~「わたし」から「われわれ」へのシフト~

          アンラーニングを推進する際に企業の人事が意識すべきこと

          組織開発や人材育成の領域で、スポーツとビジネスの境界を越えて活躍する中竹竜二さんに、「アンラーニングを推進する際に企業の人事が意識すべきこと」についてインタビューしました。 中竹さんは、早稲田大学のラグビー蹴球部やラグビーU20日本代表の監督等を歴任した後、現在は、JOC(日本オリンピック委員会)のサービスマネージャー等、スポーツの世界で指導者を育成する「コーチのコーチ」のスペシャリストとして活動されています。また、2014年に企業のリーダー育成トレーニングを行う株式会社チ

          アンラーニングを推進する際に企業の人事が意識すべきこと

          社名の由来の「再定義」~ノンデザイナーが1年かけてCIとVIの策定にチャレンジした話②~

          2023年4月、アルー株式会社では新たに策定したCI*1(コーポレートアイデンティティ)とVI*2(ビジュアルアイデンティティ)をリリースしました。いくつかの記事に分け、この度のCI/VI策定の想いや、策定した内容をご紹介していきます。シリーズになっていますが、記事はそれぞれ、単独でお読みいただけます。 本記事には、社名の由来を再定義した話をまとめていきます。 「再定義?」と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。そうです、再定義です。 もちろん元々の社名の由来はあり

          社名の由来の「再定義」~ノンデザイナーが1年かけてCIとVIの策定にチャレンジした話②~

          スポーツから学ぶ、企業のアンラーニング戦略

          組織開発や人材育成の領域で、スポーツとビジネスの境界を越えて活躍する中竹竜二さんに、「スポーツから学ぶ、企業のアンラーニング戦略」をテーマにインタビューしました。 中竹さんは、早稲田大学のラグビー蹴球部やラグビーU20日本代表の監督等を歴任した後、現在は、JOC(日本オリンピック委員会)のサービスマネージャー等、スポーツの世界で指導者を育成する「コーチのコーチ」のスペシャリストとして活躍されています。また、2014年に企業のリーダー育成トレーニングを行う株式会社チームボック

          スポーツから学ぶ、企業のアンラーニング戦略

          哲学から考えるアンラーニング ~京大哲学専修が挑む「社会レベルのアンラーニング」~

          「アンラーニング」*1。過去の成功体験から脱却して、自身の価値観や思考の体系を変更し、あるいは一部を手放すこの動きに、今、注目が集まっています。 普段は心理学や組織論から語られることの多いアンラーニングですが、今回は「哲学」という切り口から掘り下げてみたいと思います。哲学というと抽象的な議論をする学問というイメージが強いかもしれませんが、その本質的な価値は、思想の体験をよりよくつくり変えることにあります。この営みはアンラーニングと重なるのではないでしょうか。 本記事では、

          哲学から考えるアンラーニング ~京大哲学専修が挑む「社会レベルのアンラーニング」~

          哲学から考えるアンラーニング~概念の分析から再構築~

          「アンラーニング」*1。過去の成功体験から脱却して、自身の価値観や思考の体系を変更し、あるいは一部を手放すこの動きに、今、注目が集まっています。 普段は心理学や組織論から語られることの多いアンラーニングですが、今回は「哲学」という切り口から掘り下げてみたいと思います。哲学というと抽象的な議論をする学問というイメージが強いかもしれませんが、その本質的な価値は、思想の体験をよりよくつくり変えることにあります。この営みは、アンラーニングと重なるのではないでしょうか。 本記事では

          哲学から考えるアンラーニング~概念の分析から再構築~